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常識を覆した単身用食洗機 パナソニック「SOLOTA」〜新市場開拓に成功した背景と要因

株式会社パナソニック株式会社

コンシューマーマーケティングジャパン本部 商品マーケティングセンター 
 冷蔵庫・食洗機マーケティング部 商品マーケティング課 水嶋 理子 氏


家庭用食器洗い乾燥機は日本では1960年代に市場に導入されたものの、60年を経過した現在でも世帯普及率は約30%にとどまっています。住居形態別に見ると、持ち家では35%を超えるのに対し、賃貸住宅では6%と低く、また、世帯タイプ・世代別に見ると、二人以上世帯の40代では半数に迫るほどに普及は進んでいますが、対して単身世帯は最も高い70代以上でも19%、30代以下では10%未満にとどまっています。つまり食器洗い乾燥機普及の課題は、賃貸住宅と一人暮らし世帯、特に若い世代への普及だと言えます。この一見、ボリュームが見込めそうにない市場をターゲットとして開発されたのがパナソニック「SOLOTA」です。なぜあえてこのような市場を狙ったのでしょうか。それは食洗機の普及率を高め、ゆくゆくは「一家に一台」という文化を創造するためだといいます。食洗器は家電の中でも利用満足度が高いため、人生の早い段階で食洗器に触れてもらうことで、その後の結婚、新居の購入時などライフステージが変化しても必ず購入してもらえる家電に育てたいとの思いがあります。10月度の例会では、新市場の開拓に成功し、発売当初の売上は計画比の2倍、また若年世代が気軽に試せる定額利用サービスは計画比の2.5倍を記録したパナソニック「SOLOTA」について、開発の背景・コンセプトづくりからデザイン設計、そしてマーケティング戦略とプロモーション事例などをご紹介いただくとともに、今後の課題や展開にも触れていただきます。

  • 日 時  10月25日(金)15:00〜16:30 
  • 会 場  文春ホール(文藝春秋西館地下1階) 千代田区紀尾井町3-23 
  • 交通機関 東京メトロ有楽町線「麹町」駅から徒歩3分/東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅から徒歩8分/JR中央線・総武線、東京メトロ丸の内線「四ツ谷」駅から徒歩10分
  • 参加費 15,000円(非会員の方が参加ご希望の際の参加費です。)

お問い合わせ先

TEL 03-3263-7131 担当 細田


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サントリーが実践する水資源循環〜「天然水の森」等の活動事例と生活者とのコミュニケーション

講師:サントリーホールディングス株式会社

サステナビリティ経営推進本部 副本部長 サステナビリティ推進部長 北村 暢康 氏


コーポレートメッセージとして「水と生きる サントリー」を掲げるサントリーでは環境基本方針の最上位に「水のサステナビリティの実現」を位置付け、水資源の健全な循環に関する取り組みを推進しています。そのひとつが2003年より20年以上続く「天然水の森」活動です。良質な水がなければお酒や清涼飲料などをつくることはできません。特に地下水はサントリー製品の生命線であり、地下水の安全・安心とサステナビリティを守るため、「国内工場で汲み上げる地下水量の2倍以上の水」を涵養するため工場の水源エリアの森林を整備しています。また、次世代に向けた環境教育「水育」(みずいく)にも積極的に取り組み、親子で自然体験を行う「森と水の学校」と、小学校での「出張授業」を展開。2015年からはアジア・ヨーロッパにも拡大し、2024年3月までの累計参加者数は約58万人となりました。こうした水のサステナビリティ実現を目指す様々な取り組みが評価され、サントリーは日本で唯一のAWS(Alliance for Water Stewardship)認証を取得しています。また、テレビCMやホームページ等の媒体や販促を通じて生活者に向けて発信し続けることで、企業・商品のブランディングにもつなげています。11月度の例会では、同社でサステナビリティ経営の推進に取り組まれている北村様に、水資源循環の取り組みの詳細とともに、マーケティングと関連付ける際の重要ポイント、発信事例についてご紹介いただきます。

  • 日 時  11月18日(月)15:00〜16:30 
  • 会 場  文春ホール(文藝春秋西館地下1階) 千代田区紀尾井町3-23 
  • 交通機関 東京メトロ有楽町線「麹町」駅から徒歩3分/東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅から徒歩8分/JR中央線・総武線、東京メトロ丸の内線「四ツ谷」駅から徒歩10分
  • 参加費 15,000円(非会員の方が参加ご希望の際の参加費です。)

お問い合わせ先

TEL 03-3263-7131 担当 細田


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