営業力開発誌

OUR PROPOSAL

最新号

■心理的距離と時間

同じ場所に何度か行く場合、一回目より二回目以降の方が近く感じることが多々ある。到達時間は変わらないのに、何故なのか。それは、ゴールがわかっているから不安がなく、「心理的距離」が短くなったからだ。

コミュニケーションも同じだ。「心理的距離」が縮まると、その人とおしゃべりする時間はあっという間に過ぎてしまう。オンラインコミュニケーションは、「時間は短い(すぐにつながる、すぐに話せる)」が、「心理的距離」があるから難しく感じる。逆にいうと、この「心理的距離」がなくなれば「物理的時間」は短縮され、オンラインコミュニケーションのメリットが活きてくる。

コロナ禍においては外出自粛要請もあり、家族と一緒(の空間)にいる時間は確実に増えている。一方、朝日新聞の実施した世論調査によると、コロナ感染拡大後に「家族と接する時間」は「変わらない」とした人が64%と多くを占めた。実際は、一緒に過ごす「物理的時間」は増え、「物理的距離」は短くなっているのだろうが、「心理的距離」「心理的時間」は大きく変わらないということなのかもしれない。

「物理的時間」を短縮する「時短」「高速化」「効率化」は、今後ももちろん求められることではあるが、コロナ禍を経た後の世界は、「心理的距離の短縮」と「心理的時間の充実」がより求められてくるのではないかと思う。



営業力開発 2021 Vol.1 No.236

コロナがもたらす新しい生活様式への対応
2020年の生活トレンドを振りかえる
■ヒット商品事例
「あつ森現象」はなぜ生まれたのか
オンライン映えニーズが活性化するメンズフェイスケア市場
暑熱対策の新デバイス・ペルチェ素子内臓クーラー
畳みやすくスタイリッシュなエコバッグ「Shupatto」

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withコロナ時代の成長市場の攻略に向けて
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 KINTO開始から1年、トヨタのサブスクの事業性と展望
・日本店舗開発支援機構
 生協宅配事業の現状と未来〜コロナによる需要拡大をどう活かすの