営業力開発誌

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最新号

■マネー ボーダレス化

ウィキペディアによると、「マネー(お金)」とは、「商品やサービスの支払い、特定の国または社会経済的状況における債務の返済として一般的に認められ ているもの」である。日本は「現金主義」と言われるように、貨幣に対する信用度が高く、「お金」=「貨幣」という意味で使われることが多い。 「キャッシュレス」決済は、「現金を使わずに支払う」ということで、クレジットカードや電子マネーなどによる支払いを意味する。が、「キャシュ」に しろ、「キャッシュレス」にしろ、「お金で払う」ことを前提にしている。近年、「仮想通貨」「地域通貨」など、「通貨」という言葉も多く聞かれるよう になった。「時間通貨」という時間を通貨にし、それを貯める・使う「タイムバンク」というものも出てきているが、日本においては、これらの新しい「通貨」 を「商品やサービスの支払いや債務の返済等に使う」ということは、まだまだ少ない。

一方、お金ではないが、お金のように使えるものがある。例えば「ポイント」。ポイントを、「商品やサーヒスの支払い」に使うことは、多くの人が行っ ている。ポイントは「貯める」ことも、他のポイントと「交換」することもできる。例えば、「メルカリ」では、自分の売った商品の売上金を貯めておいて、 売上金で他商品の購入ができる。「キャッシュレス決済」の方が、「お金を使った」感覚が薄れるという研究結果もあるようだ。だからといって、 キャッシュレス派の方が貯金が少ないかというと、そうではない。「キャッシュレスの方が賢く貯められる・使える」という意見もある。

様々な通貨を含むいろいろな種類のお金が入り交じり流通していくことは、まだ先のことであろうが、お金を「貯める・使う」という意識の境界は確実に 薄れつつある。「いつ使ったのか?、こんなにポイントが貯まっているので何か買わないと!」と感じるこの頃である。



営業力開発 2018 Vol.2 No.228

キャッシュレス化の進展と消費行動の今後
Ⅰ. キャッシュレス化の推進 目標は10 年後に比率2 割から4 割へ
Ⅱ. 消費者のキャッシュレス決済に対する意識
Ⅲ. 完全キャッシュレスを実現した飲食店「GATHERING TABLE PANTRY」
Ⅳ. キャッシュレス社会への取り組みで業界をリードする「ローソン」
Ⅴ. アミューズメント業界の雄「タイトー」のキャッシュレス化
Ⅵ. 海外特別寄稿 中国の電子決済が消費者行動に与える影響