営業力開発誌

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最新号

■プレミアム化プロセス

「プレミアム・ビール」「プレミアム・コーヒー」「プレミアム・シート」など、「プレミアム」という名前が頭に付く商品・サービスをよく見かける。「プレミ アム」を訳すと「付加価値の分、正規の料金に上乗せされた」といったことのようだ。

一般的に、商品の付加価値には、品質、素材、デザイン、機能性といったものがある。しかし、それらが付いているから「プレミアム」と呼ぶかというと、 少しイメージが違う。では、どういうものを「プレミアム」と感じるかと言うと、その付加価値に、「一般と比べて特別感があるかどうか」だと思う。例 えば、「プレミアム・ビール」であれば、単に良い素材を使っていることだけでなく、素材の選別、製造工程など「プロセスが特別」ということに魅力を感 じる。例えば、電車の「プレミアム・シート」であれば、シートの素材だけでなく、「乗車している時間が快適に過ごせる」ということに魅力を感じる。

このようなことからも、プレミアムな商品・サービスは、その商品がつくられる工程や、提供される空間や時間など、消費までのプロセスにおいて、 特別感があることが重要であることがわかる。名前だけ「プレミアム」がついていても、それがなぜ特別なのか伝わりにくいが、プロセスを見る・経験 することで、「やっぱり特別だ」ということが伝わってくる。

鳴り物入りで始まった「プレミアム・フライデー」だが、今はあまり聞かない。 プレミアム感のあるものに対するニーズは高まってきているが、それらのプロセスに魅力がないものは、名前だけの訴求に終わりかねない。



営業力開発 2019 Vol.1 No.230

生活者の選択行動スタイル 時間軸による消費の二極化
Ⅰ. 時間軸による消費の二極化
Ⅱ. 2018 年の生活トレンドを振りかえる
Ⅲ. パーソナルオーダーの常識を覆した「カシヤマ ザ・スマートテーラー」
Ⅳ. 女子の本音を形にした時短グッズ「サボリーノ 目ざまシート」
Ⅴ. プチリッチ消費の代表格 〜高級食パン

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